失敗しない家づくりのポイントとは?

家は3度建てないと理想の家はできない・・・と言いますが、私は「一度でも理想の家を建てることができる。しかし何度建てても失敗する人はする。」と思っています。
夢にみたマイホーム... いざ引越をしてみると
一生付き合える最高のパートナーかを見極める!
画像:契約イメージ

家を建てて失敗したと言われた方に、私は必ず質問します。
「家を建てる前に、ハウスメーカーの方は元住んでいた家に何回位来ましたか?」
ほとんど全員の方が「一度も来ませんでした。」と応えます。
これはおかしいと思いませんか?
今持っている家具や荷物の量も見ない。家族がどのように生活しているのかを見ない。
それで、自分の生活パターンにあった家が建つのでしょうか?

夢にみたマイホーム... いざ引越をしてみると
  • 以前から使っていた家具が置けない!
  • 新居に合わせて購入したダイニングテーブルやソファを置くと、こんなに狭いLDKだったとは思わなかった!
  • 収納スペースが全く足りず、片付けることができない!
  • 広いと思っていたクローゼットが、服をかけると入りきれないので、後日タンスやハンガーパイプを購入するはめに。
  • 最新のシステムキッチン、カップボードを入れたが、家電製品を全て置けず、食材を入れるところも足りない。
せっかく新築するのだから既製の家に自分達の生活を合わせるのではなく、自分達の生活に合った家作りをしましょう!

流行の家 メリット・デメリット

1.最近流行の「リビングの中に階段」子どもが小さい時は部屋を仕切らず広く使いたい「子ども部屋!」3.おしゃれで開放感がある「吹き抜けのリビング」

私の元に寄せられた上記の1.2.3に当てはまる家を建てられた方のご相談内容は・・・
残念ながらみなさん「デメリット!・生活してみて不便」と答えられました。 なぜなのでしょう???

1.リビングの中に階段

 子どもが学校から帰ってきた時に必ずリビングを通らないと、2階の子ども部屋には上がれないから・・・
 子どもが「ただいま」を言わずに黙って2階に上がる事をなくしたかったと言われますが、それは「しつけの問題であって直接は関係のないこととわかった。」と言われています。
 子どもの友達が遊びに来たときに、直接2階に上がらずリビングを通るからどんな友達と遊んでいるか 見ることができる。
 要するに本音を言えば・・・子どもを監視する為の階段だったんですね! と言われています。
 リビングを中心に家族がコミニケーションを図ることができるから・・・
 うーん・・・ 私が聞いた話の中で、ホント!これは生活してみないと気付かないわ! と思ったことが!!! 「子どもが友達を連れてきて2階に上がった時に、いつ帰るかわからないから、リビングにいても落ち着かないし、夜に友達を連れて来ようものなら、お風呂に入ってお化粧を落としてパジャマに着替えたくても、必ずリビングを通るから帰るまでお風呂にも入れないから大変。」 うーん これは困る。。。聞いてみて私も確かにそうね・・・と思いました。 また夜に 両親の友達が来ている時、年頃の子どもがお客さんが帰られるまでお風呂に入れない!!!という問題も。確かに!!!そうだ!!! 逆に ご両親の友達が、子ども達に気を使って、遊びに来なくなった!方もいらっしゃいました。 ちょっと寂しいですよね。
画像:リビング階段イメージ

子供部屋について

 子どもが小さい時は仕切らずに広く使う。そして子どもが自分の部屋を欲しがった時に壁を作る・・・
 結論は最初から壁を作っていた方がいい!ということ

建てる前の考えとしては...
子どもが小さい時は2階の広い部屋で思いっきり遊ばせたい! だから新築時はしばらく広いままで!

でも よく考えてみてください。

幼少期から小学校低学年くらいの頃
子どもが小さい時は、お母さんがリビングやキッチンにいたら 2階には上がりません。やはり リビングで遊ぶのです。 だからこの頃の問題点として リビング周辺に「おもちゃを片付けるスペースがないので」と 困っている方が圧倒的に多いのです。

画像:リビング子供
イメージ画像:姉妹

例えば、女の子姉妹(小さい頃は仲良しだった)
上の子:小学校4年のお姉ちゃん
下の子:小学校2年の妹
学校からは低学年の子が先に家に帰ります。
そして友達を連れてきます。
後から帰ってきたお姉ちゃんが、妹に
「私の留守中に友達を部屋に入れないで!」
「また勝手に私の物触ったでしょ!」
と喧嘩になります!

小学校高学年~ 頃
子どもが壁を作ってといい始める頃です。
しかし教育費にお金がかかり壁を作るゆとりがない頃です。
中学・高校~
結局壁を作れず上の子は受験、下の子は受験ではないという状況になってしまい、いつも兄弟喧嘩。

こんな事なら最初から作っておけばよかった!!!と後悔しています。
壁を作るのは容易ではありません。
職人さんが工事に入る為
•家具や物を移動させる必要がある。
•工事をするので当然ホコリがたつ
•仕事をしている場合、休んで対応する必要がある。
などたくさんのデメリットが生じます。

吹き抜けのリビング

 おしゃれで、開放感がほしい!
 暖房効果が悪いというデメリットもあります。床暖やOMソーラーなどを考えるべきです。
また掃除にも問題が・・・
上の方は手がとどかず、掃除ができないので大変。プロのお掃除を頼まないと無理なのです。
どうしてもリビングに拭きぬけを造りたい場合は、最低年に1回はプロにお掃除をお願いしましょう。
そのために毎月1万円でもお掃除代を貯めていきましょう。
画像:吹き抜けリビング

最近のモデルハウスではほとんどが上記の3点があてはまっています。 私も時間がある時にモデルハウスに立ち寄りますが、どこの営業マンも同じ事を言います。 家族がコミニケーションを感じる家・・・家族の気配を感じる家・・・と。

さて・・・これらをメリットと考えるのかデメリットと考えるのか...

図面ではわからない落とし穴に落ちないこと!

生活してみて 「こんなはずではなかった」と後悔の日々。
吹き抜けも上手にとらないととんでもない事になってしまうようです。
これらの事を承知した上で、事前にこんなケースもあるのだとわかって家を建てるのと、
何も知らずにメリットだけを考えて建てるのとでは大きな違いがあります。
上記、流行の家 メリット・デメリットでご紹介した内容も家づくりのポイントとなりますが、

画像:新築イメージ
でももっと大きな問題が!!! 図面には表現されないもの...音です。

気配を感じる家!と夢を持って建てた家、あこがれの吹き抜けには大問題が!一番困るのは音なのです。

 気をつけないといけない家の中の様々な生活音
  • リビングでテレビを見ると テレビの音が2階に筒抜け。
  • 電話が掛かってきたら 家中に目覚まし時計のように響く。電話の話も2階に筒抜け。
トイレの中で電話を使っているという人も。
 子どもさんがいる方、受験前は特に注意
  • 受験生がいるお宅では、音を小さくして見ていますが、こんなに響くとは・・・住んでみるまでわからなかった子どもから「勉強できない!静かにして!」と言われ、毎日ピリピリしています」と。
  • あるお宅では、下のお子さんがもちろんテレビを見る。上の子ども部屋に響く。 受験を控えたお子さんがイライラして「うるさい!」と怒って壁を殴って穴を空けてしまった! と、あちこち壁が穴だらけ!という状況もありました。
  • お子さんが一人なら 1年間音を立てずに我慢できる方もいるかもしれませんが、3人いれば高校、大学受験と次から次。 吹き抜けがいいと思ったのは子どもが小学生までの間で、あとは息が詰まる生活です!と言われます。
  • ある家に伺った時に、試してみたのですが、子ども部屋に入ってドアを閉めても、1階のリビングで普通に話している声が聞こえました。
 その他不満の声
  • 夫婦の寝室がある場合、夫が先に寝る・・・奥さんはテレビを見たり、アイロンをかけたりまだまだする事があっても、夫が「うるさくて眠れない!」と言う。だから音を立てる作業が全くできない。
  • 吹き抜けが原因で 夫婦の会話まで減ってしまった。
  • のんびりできるスペースがない。中には 2階の屋根裏に部屋を作って そこでくつろぎたいという方までいました。
  • リビング階段と共通しているのは、家を建てる前はお客さんが結構来ていたのに、最近はみなさん子どもに 気をって来なくなりましたと。

やはり以前に建てた方々の不満が出始めた時期なのでしょう。
子ども部屋にしても吹き抜けにしても 工事代や暖房代やメンテナンスにお金もかかります。
最近若いご夫婦でも、ハウスメーカーから上のような提案があったけれども 全て断った!とか、
上記に当てはまる家を建てた回りの人達から「止めておいたほうがいい。吹き抜けも潰してしまいたい。暖房が・・・音が・・・」と聞くので 今プランニング中だから変更しようと思う。」と少し流れが変わってきているように感じます。
家を建てる時は夢一杯でデメリット等を考えないものです。またハウスメーカーの方もなかなかデメリットを言ってくれないと聞きます。
色々な事を考えて自分達はどう暮らしていくのかをシッカリ想像してみてください。